「このままでいいのか?」と思った瞬間が、分岐点
SESで常駐していた頃、Mさんはある日ふと考えました。
「このまま客先で言われたコードを書くだけの毎日で、10年後の自分に胸を張れるのか?」
その違和感が、彼のキャリアの分岐点になりました。
今や彼は、週4稼働で月単価80万円の直請け案件を継続中。フルリモート、技術選定にも関与し、毎月クライアントから感謝される立場です。
この記事では、そんなMさんが「SESから脱却し、直請けで食っていけるようになるまでに踏んだ具体的なステップと、切り替える上でのリアルな思考プロセス」を公開します。
1. なぜ「脱SES」を目指すべきなのか?

✅ 技術が正当に評価されない構造
SESは請負ではなく準委任契約であり、「時間」に対して報酬が支払われます。つまり、成果に関係なく1日働いたら日当が出る仕組みです。
そのため、どれだけ技術的に高難易度な実装をこなしても、報酬が上がるわけではありません。会社が月単価で受け取っていても、その中からマージンが引かれ、エンジニア個人の取り分は決まっているからです。
✅ 多重下請け構造があなたの価値を埋もれさせる
SES業界では、エンド企業 → 元請けSIer → 二次請け → 三次請け(=あなた)という構図が普通に存在します。この中間レイヤーごとにマージンが抜かれ、あなたの手取りは大幅に削られます。
さらに、末端に行けば行くほど裁量は小さくなり、PJに関与できる範囲も限られ、「誰でもできるタスク」が回ってくる傾向が強まります。
→ この構造から脱するためには、“取引構造”そのものを変える必要があるのです。
✅ キャリアが積み上がらないのはなぜか?
SESではPJ単位で現場が頻繁に変わるため、一貫した専門性やドメイン知識が積み上がりません。 また、成果物をポートフォリオに掲載できない、実名でクライアントの名前を出せない、といった点でも“経歴になりにくい”という問題があります。
→ 直請け案件では、公開できる実績やGitHubベースの成果共有など、“自分の名前で残せる仕事”に変わります。
2. Mさんが実際にやった「脱SES→直請け」5ステップ

Step1:スキル棚卸し+“市場翻訳”
SESで担当したタスクはそのままでは通用しません。市場(直請け案件)で評価されるためには、成果・数字・技術構成に変換する必要があります。
例:
- 「テスト対応」→「Jest+CI環境での単体・結合テスト設計(80ケース)」
- 「保守作業」→「稼働中SaaSのインシデント対応、障害復旧平均時間を40%短縮」
→ スキルそのものより、“どう表現するか”で評価が変わるのです。
Step2:職務経歴書は“独学で作らない”
Mさんは最初、自作の職務経歴書で4社に応募して全滅。しかし、エージェントに添削してもらい「成果」「数字」「行動ベース」の書き方に変えたところ、次の3社で2社通過。
→ 自分の経験を“他者視点で”翻訳するには、プロの力を借りるべきです。
Step3:選ぶのは“案件”ではなく“ポジション”
単価だけを基準に案件を選ぶと、再び「受け身タスク要員」に逆戻りします。
Mさんは、「要件定義から入れるポジション」「技術スタック選定に関われるチーム」を選ぶようにしました。結果、初回から仕様検討に参加し、設計レビューの役割も担う立場へ。
→ 作業者ではなく、“共創者”として扱われるかどうかがカギ。
Step4:面談で下請けかどうかを見抜く“具体質問”
- 「開発チーム内の技術選定はどのように決まっていますか?」
- 「日報・報告会などの形式はありますか?(=受託色が強いか判断)」
- 「コードレビューは誰が担っていますか?」
→ この質問で、“作業単位の外注”か“内製の仲間”かが明確にわかります。
Step5:「契約更新」というリスクを“自由”と捉える
SESでは「自分がいてもいなくても回る仕事」が多かったとMさんは語ります。しかし直請けでは、契約は成果ベース。信用・貢献・対話力が全て。
「更新されるか不安だった。でも逆に“更新してもらえる”というのが報酬の証明になる」
→ “継続される技術者”になることこそ、本物の安定です。
3. 脱SESの成否を分けるのは“エージェントの選び方”

✅ 案件検索は“地雷を自分で踏みに行く”行為
自分で案件を探して応募するのは、条件や文化のフィット感が読めず、書類で切られるリスクが高い上に疲弊します。
→ 紹介者=エージェントが、あなたの“通し方”をプロとして判断してくれる存在。ここが分かれ目。
✅ エージェント4選(脱SESに特化)
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→ 「誰に紹介してもらうか」で、通過率も条件も大きく変わります。
4. まとめ:「脱SES」とは、“構造の外へ出ること”

- あなたの価値が伝わらないのは、能力ではなく“構造”のせいかもしれません
- 下請けで消耗し続ける前に、「対等な立場」で働ける現場を探すべきです
- 最初の面談が、あなたを“選ばれる立場”に変えてくれます
👉 まずは「どんなポジションで働けるのか」を、面談で確かめてみてください。それが全てのスタートです。
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